ふらふらと生きる。

ルサンチマンオーラを身に纏う *** 京大の大学院に受かったことあります。が、笑えないほど底辺

日雇いで働いてきたよ

私普段、家庭教師でどうにか暮らしていたわけですが、嬉しいことに教えてる子が大学合格しちゃったりして、空いてる日ができたりしたわけです。それで、日雇いで働いてみました。(はっきり言ってなかったけど、ブログで勉強についてとか教育についての言及が多いのは職業柄てきなものからです。)

 
*日雇いは気が楽*
日雇いとは気が楽なもので、明日働きたいと思えばそのときにスマホから登録して働ける。これはすごいです。勿論、それっきりでやめていいし、また入ってもいい。
 
過去にコンビニなんかでバイトしたりしたこともあるのですが、いきなりメールがきて、「この日(割りと直前に)入りませんか」ってなったりする。あれが面倒で私はどちらかというとノーと言えない日本人なので、実際予定もないのに断ったりすると、謎の罪悪感を覚えたりしました。
しかし、ネットの登録だと、「よしこの日に働こう」と思えばそれでいい。日雇いだからそれで終わり。素晴らしいです。
 
*工場でのライン作業を初体験*
今回の日雇いの内容がまた、非常にオモシロク。工場でのライン作業だったわけです。これはかなりいいです。
 
私の担当ですが、家電が中に入ったダンボールがライン(長い作業台)から送られてくるわけです。そのダンボールに、保証書をはったりシールをはる。ダンボールを閉じる。そして次に渡すわけです。
その作業手順は数分で覚えることができます。あとは、ずっと八時間それを繰り返す。
勿論、人と話すのは説明の数分だけ。あとはずっとシールをはったりダンボールを閉じたりするだけなんで、コミュ障でも安心です。
 
以前から私は機械になりたい。プログラムを書いてエンターを押したらあとは、その通りに動くようにならないかと。そう思っていたわけですが、今回それがついにかないましたね。
シールをはったりの作業はゆうたら、ほんの数行のプログラムです。イレギュラーが全くないわけではないですが、ほぼないといっていい。
一方、コンビニの仕事なんかもせいぜいマシーンじゃないかと思われるかもしれないが、プログラムを書こうと思ったら何十項目if文をかけばいいか分からないと思います。たぶんAIの方が近いです。(AIがマシーンかについては議論がありますが。)
 
*運動とかとか*
他にも、私は確かに東京だと歩くことは多いものの、椅子に座った仕事なので、慢性的な運動不足になっている。運動不足解消にもいいです。
あと
単純作業の繰り返しのせいか、体力的にきつくなってくるせいかはわかりませんが、何時間かたつと、いわば無心というか無想になる。これはいいですね。私なんかはずっといろんなこと考えているし、家帰って休むというときも、手からスマホ離すことがなかなかなく。常に何かしらの刺激にさらされている。そのため、あのような無心の状態も幾分思考の整理には必要かと。
 
*日雇いデメリット*
デメリットとしては、あまりの単純作業の繰り返しなので、これをすごく何年もやるとかってなると、いきなり気が重たくなるようです。
(日雇いにはそこまで単純作業じゃないものもあるかと思いますが、日雇いというシステム上ほかの仕事でも単純作業か、あるいは特に覚えたりすることなくできることでしょう。)
勿論日雇いなので、なにか経験として、自分のなかに積み重なる感じがしない。他のバイトなら接客業など、いくらか他に活きてくるような気がしますが、残念ながら日雇いではそういう何かは得られないような気がします。(だからいいのかもしれませんが)
 
*どんなひとがいた?*
時期なのか大学生っぽい感じのひとが多かったです。男が多かったけど、女性もいました。八時間立ちっぱなのは、私は少々きつかったですけど、チカラ仕事って感じではなかったので、女性も普通にできそうです。
ちなみに若そうな高校生?くらいから、50代くらいかなってひともいました。
まぁ私の年で日雇いやってるってのもヤバいわけですが。
 
こんな感じで初の日雇いのレポでした。
 
そんなこんなで、現在は家庭教師というより無職です。